今日は「真性食いしん坊」の凄まじさをとくと語ってみようと思う
ニャ。
今から大事な話をするんだから、
どきニャさい。モーツァルトくん。
こころの準備はいいかニャ?
事件の始まり。
夏生まれのあっちゃまんは、
小さな頃からエアコン環境で育ったせいか、汗を全然かけない。
なので、エアコンなしの環境は、体温を放出できず非常に苦しい。
あちこち動き回ると夏バテにはなりやすいであります。冬眠ならぬ、夏眠したいくらい…(*´Д`*)
そして昨日の暑さの中、迂闊にも出かけてシマッタのであります。
完全に夏バテしました。
少し前にオトモダチと約束していたので、炎天下の中出かけて、全然遠くないにもかかわらず、到着した時点で体力半分くらい持ってかれてた。
凄く楽しみにしてたし、楽しかったし行ってよかったんだけど、
帰路はもうなんかブツブツ小声で口走りながら超ヤバいヒトになってるのを自覚しながらもどうにもならず
帰宅した頃にはグッタリ思考停止。
刻一刻と近づく夕飯の時間にも
この有様。
食欲?何ソレ?
そんな時、外から何か聞こえてきた。
食いしん坊召喚の音色
ぴ〜ヒョロロ♪
あ〜…今日はお祭りやってんのか〜…
夏ですな〜…
と脳裏に危険なモノがよぎってしまった。
お祭りといえば
縁日。
縁日といえば
い
か
や
き
IKAYAKI.
大好物である。
縁日見かけたら条件反射で食べたくなるやつ。
食いしん坊モードにモーレツにスイッチが入った。
もう口の中には食感が。
鼻腔には醤油の焦げた香ばしい香りが。
目の前にないのに。食べてないのに。
買いに行こうか。
でもどこでやってるのか調べるところから…売ってないかもしれないし…
でも食べたい!
絶対的に食べたい!!!
でも調べて買いに行くのは
イヤ!!!
でも食べたい!!!絶対!!!
食いしん坊が極まると…
この「食い意地」が
スーパーサイヤあっちゃまんに変身する熱量に達した瞬間、
家にあるもので限りなく近いものを作って食べる
という行動に出る。
ナーリッシュ料理長時代の賄いでは何度となくミラクルを炸裂させた。
焼きそば食べたい!!
となったら材料ないのにそれっぽいのが出来上がるノダ。
我ながら才能だと思う。
して、
今回の「イカ焼き絶対食べたい」モードになったあっちゃまんは
まず香ばしきイカ焼き用の醤油タレを作る。
モードど真ん中の時は、理想の味が味見なしで一発で作れる。神ってる。
味は準備完了。
次にイカ焼きに重要な要素は、香ばしさと旨味。コンロに網をセット。
そして家の中に今あるものの中でイカに一番近い食感と、風味においてもイカと同等の満足感をもたらしてくれるのは…
もうスーパーサイヤあっちゃまんになった瞬間閃いていたんだけどね。
そう。
このお方。
エリンギ様である。
あ〜!ってなりました?よね?笑
このエリンギ様がですね、
ひときわスターダムにのし上がっていただくベストな方法が、
直火で炙る
なのでやんす。
まるでマツタケを彷彿とさせる旨味が炸裂。
見てこの香ばしい&しっとりジューシー
見えます?見えます?
ジューシーな旨味たっぷりのエキスがじわじわ滲むくらい炙るのがポイント。
食感もイカのそれに重ならずとも遠からず、になるわけです。
焦がさないようにマメに裏返しながら…
あーもう早くモグモグしたくてクラクラしてくる!
そしてイカ焼きタレにくぐらせてもう一度焦がし焼きして完成。
写真がヘタね。ヘタすぎね。魅力が半減。残念。斬りっ!!(古)
懐いね。いい人だったよ。
もとい
イカ焼きもどきエリンギ様。
めっちゃ美味かった。
そりゃあもう。
今の私にはもうイカ焼きは必要ない。
イカ焼きを食べたい衝動が、
あっちゃまんを夏バテで食欲減退の悪循環から見事救出したのでありました。
偉大なる名言を心して胸に刻むが良い。
食いしん坊は生命線である。